私は、薬局で事務の仕事をしています。調剤薬局なので、保管を義務付けられたカルテが数多くあります。カルテには患者さんの個人情報が記載されているので、年度ごとに保管期間内は箱に入れて事務所で保管しています。そして、保管期限をすぎた分は廃棄が必要となります。そこで、こちらの薬局では情報漏洩対策のために、管理責任者自ら市のごみ処分場に出向いて、廃棄作業を見届けるようにしています。家庭や事業所から出たゴミは、決まったゴミ置き場に出されます。ゴミ置き場に施錠がされていない場合は、ゴミが出されてから収集までの間は、誰もがゴミを自由に扱うことができます。個人情報が記載されたものの処分では、シュレッダーにかけ粉砕された後に、ゴミをして出されることがあります。しかし、この状態も完璧とは言えません。焼却ゴミとなれば、全く跡形がなくなるので良いのですが、現在では、焼却作業そのものが個人単位でやることが難しいので、情報漏洩対策のためには、最終処分場で見届けるのが安全と考えられたからです。職場のある市の処分場では、持ち込まれたゴミは、深さが10メートル近くあるプールのような形のものの中に、分別されたゴミが上からどんどん投げ込まれていきます。一端下に落ちると、そこからはもう人の手に触れることはありません。そういう訳で、私の職場の上長は、年に1回はゴミ処分場に、廃棄分のカルテを持ち込み、自分で処分を見届けています。これで情報漏洩対策は万全です。